ちょい悪おやじの!ちょい乘り四方山ブログ

①ネットビジネスのもうけ話と詐欺話
②街で拾ったおもろい事柄
③人生は・・・?うんちく
 オヤジの説教に付き合え
個人的な見解につき 評価は受けても
批判は無視します。他人の中傷にお付き合いするほど、残された時間は多くないのでね。

天然ゴムの生産地域

第 1 節 天然ゴムの生産地域
ゴム樹は赤道を中心とした南・北 15 度圏内の一年中高温多湿で強風の吹かない東南アジア、中部アフリカ、
中南米などの熱帯地方で栽培されてきたが、近年では品種改良により北緯 18 度以北に位置する中国の海南

島(北緯 18-20 度)や雲南省(同 22 度以北)、あるいはブラジルのサンパウロ(南緯 25 度)でも栽培
されるようになってきた。
ゴム農園の栽培面積は世界全体で約 1,271 万 ha である。このうちインドネシアが 360.6 万 ha と世界最大で、第 2 位はタイの 281.6 万 ha、第 3 位は中国の 114.7 万 ha、第 4 位はマレーシアの 106.5ha で、
上位 4 カ国で全世界の約 7 割を占めている。エステートと呼ばれる 100 エーカー(約 4,047 ㎡)を超えるゴム
農園よりもスモールホールディングと呼ばれる 100 エーカー未満の小規模ゴム園のほうが栽培面積の大部分を占
めている。
生産品種はその国の生産構造によって異なる。マレーシアではラテックスと TSR が多く、インドネシアでは TSR
が大半を占め、いずれも RSS の割合は低いと推測されている。RSS の生産比率が高いのはインドとスリランカで
ある。タイでは伝統的に、スモールホールディングの大半がアンスモークトシート(USS)を生産しているという事
情があり、長年シートゴムを好んで使用してきた日本ではタイからの RSS の輸入が多くなっている。しかし、タイで
も近年は需要構造の変化に対応して、2015 年は生産量の 4 割近くを TSR が占め、RSS は 2 割程度となっ
ている

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