FXとは

FXとは２国間の通貨の為替レートの差額で利益を出す取引です。

例えばあなたが10万円持っていて為替が「1ドル=100円」だったので
1000ドル買ったとします。

その後為替レートが変動して「1ドル=110円」になったら
今持ってる1000ドルを円に換えて11万円になります。

元々持っていた10万円がドルを買って円に戻すだけで
11万円に変わっているので

11万円 - 10万円 = 1万円
あなたは1万円得をします。

逆に為替レートが変動して「1ドル=90円」になったら
1000ドルが9万円の価値しかなくなってしまうので

9万円 - 10万円 = -1万円
つまりあなたは1万円損をします。

因みに、円をドルに換えたり、
またそのドルを円に換えたりしてくれる会社を
証券会社といい、FXをしている人は

数あるFX証券会社から１社または複数社選んで
専用の口座を作り、その会社が提供してくれる取引ツール
を使って取引をしています。

なんか難しく感じますが、

①FX業者を選んで
②口座作って
③お金を預ける

FXを始めるための準備はこれだけで済んじゃうんですね＾＾；

ただ簡単に始められるからこそ
落とし穴があって、ろくに勉強をせずにFXを始めてしまい
いきなり大損する人が後を絶ちません。

「なんとなく上がりそうだから買う」
「経済指標で良いニュースが出たから買う」

こんなことをやっていたら大損するのも無理はありません。

FXを投資じゃなく、
ギャンブルにしてしまっている人があまりに多いです。
これはとても悲しい事実です。

FXって結局のところ上がるか下がるかの2択なんですよ。
何も考えないで買って売っても勝率50%なんです。

だから損をする人が９割いるっていうけど
なんだかすごく不自然な気がしませんか？

なぜ勝率5割の単純な仕組みなのに
9割も負け組がいるのか？

その答えが

「感情」

です。

特に損と向き合う感情。
損している時、得をしている時の人間の感情って
９割がた同じなんですね。

この「感情」が
勝ち組1割、負け組9割の偏りを生み出しています。

例えば
今あなたが、FX取引中で
含み損50万円抱えているとしますね？

このまま決済したら50万円は
FXという大海に藻屑として一瞬で消え去ります。
何の感情も持たずに躊躇せずに決済できる気がしますか？

躊躇しない人は1割以下だと思います。

逆に50万円の含み益を得ている状態だとします。
今、決済すれば会社の給料1.5～2ヵ月分くらい
一瞬で手に入れられます。決済に躊躇しますか？

こちらは恐らく9割以上の人が決済に躊躇しません。

この「感情」が負け組9割、勝ち組1割をわけます。
だってそうですよね？

基本的にチャートの波は
明確なターニングポイントができるまで
その波の方向に進むので

負けている時に決済に躊躇するってことは
損失額はどんどん伸びていきます。

勝ってる時に、すぐ決済するってことは
伸びていくはずの利益を自分から手放していることになります。

「プロスペクト理論」っていうんですが、（別の記事で説明しますね）
FXではこの感情との向き合い方で決定的に明暗を分けます。

特に「損」に向き合う感情。

こことの付き合いが一番大事です。

このブログでは、しつこいくらいに
「損切り」って言葉が出てくると思います。

僕のトレードの仕方は
・4割チョイ負け
・5割チョイ勝ち
・1割メチャ勝ち
になるようなイメージをしています。

その中で外せないのが「損切り」です。
この話は必ず何回も読み直して腹に落としておいてください。
FXの勝ち組と負け組を分けてしまうような、とても重要な考え方です。

本当に大げさではなく
100万円以上の価値のある話だと断言できます。

当たり前だと思わずに
100万円拾ったと思って、7回読んでください。

必ず7回読んでから次に進んでくださいね。
（7回読んだらLv.1アップですw）