ちょい悪おやじの!ちょい乘り四方山ブログ

①ネットビジネスのもうけ話と詐欺話
②街で拾ったおもろい事柄
③人生は・・・?うんちく
 オヤジの説教に付き合え
個人的な見解につき 評価は受けても
批判は無視します。他人の中傷にお付き合いするほど、残された時間は多くないのでね。

世界の新ゴム供給

2.世界の新ゴム供給
(1)天然ゴムと合成ゴムの生産比率
2015 年における世界の新ゴムの生産量は 2,677.4 万トン(内、天然ゴムは 1,231.4 万トン、合成ゴム
は 1,446.0 万トン)で、前年の 2,629.4 万トンから 1.8%上昇した。近年の新ゴムの生産量における天然ゴ
ムと合成ゴムの比率も、消費量におけるそれと同様、概ね天然ゴムが約 40%、合成ゴムが約 60%という割合
になっている。
(2)供給全体の傾向
1990 年以降、世界の新ゴムの生産量は平均 2.5%程度の伸び率を示しているが、1995 年を境に横ばい
から上昇のトレンドに入ったという傾向が見てとれる。すなわち 1990年代半ばまでは、世界の新ゴムの生産量は
1,500 万トン前後で推移していたが、1990 年代後半から増加のトレンドに入り、特に今世紀に入ってからは、
世界的に旺盛な需要拡大に応えるかたちで、生産量の伸び率も高まっている。こうした近年の新ゴム生産量の
増加は、天然ゴムと合成ゴム双方の増産によって支えられている。合成ゴムは原料である原油が 2008 年に
100 ドル/バレルを突破してから一時減少に転じたが、同年の世界同時不況からの若干の持ち直しにより、
2009 年後半から回復傾向を示しており 2012 年から 2015 年にかけての生産量も増加となった。
(3)在庫数量
新ゴムの生産量については、天然ゴム・合成ゴムともに増加傾向にあるのに対して、在庫率に関しては、天然
ゴムが 1999 年をピークに減少傾向を示し、合成ゴムは 1993 年以降上昇傾向を示しているといった異なる傾
向が見られる。
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第 3 項 合成ゴムの需給
世界の合成ゴムの消費量は 2015 年の数値で 1,456.4 万トンと、天然ゴムより多い。1980 年代までは

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